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断熱材の単価の違いには理由がある

断熱材等の見た目に関わらない材料の値段は何の理由で違ってくるのか、設計者や施工者の皆さんは気になっていると思います。なかなか調べるのも大変でわからないままになっていませんか?


[ これは 建材選択クラウド truss の断熱材検索画面です。]

上記グラフの横軸は設計単価です。グラフの右側にある点ほど設計単価が高い製品ということになります。

単価が高いには当然理由があります。

例えば、

  1. グラスウールをガラスクロスで包んで耐候性を高めたもの

  2. 押出法ポリスチレンフォームにガルバリウム鋼板を張り付けたもの

  3. フェノールフォームにせっこうボードや木毛セメント板を張り付けたもの

  4. 地下室の内壁で使える湧水処理を可能にしたもの

そんな様々な工夫された製品があります。

断熱材メーカーと鋼板メーカーのコラボレーションといった複数のメーカーのコラボレーション製品もたくさんあります。

大体のそういった製品は大臣認定を取得するために提携が行われていることが多いので、大臣認定書の中身を見てみると、どのメーカーとどのメーカーが一緒に製品開発をしたんだな、ということが見えてきたりして面白いです。

建材選択クラウドtruss(トラス)では、建材メーカーが公開している大臣認定書類もその場で確認することができて非常に便利だと思いますので是非使ってみてください。(公開されていない製品については大臣認定番号だけ確認することが可能です。)

他にも、こんな工夫された断熱材があるのか!と面白い発見があるので探してみてください。各メーカーの方がどのようなことを想定して作ったのかが垣間見ることができます。製品を作るのは細かい試行錯誤だと思うのですが、本当に頭が下がります。

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