年齢の足かせ kubota

若さの可能性と同時に年齢の足かせもありますよね。

家族ができて仕事にかける時間がなくなってきてしまったり何か安心してしまったり、頑張ってもあまり変わらないのではないかと感じるようになってきて新しい知識を吸収する努力をなかなかしなくなってしまったりするのが30代になってくるのかな、と思います。過去に一緒に仕事をしてきた人も30代以降貪欲に勉強している人、仕事に打ち込んでいる人はやはり相当に少数だったように思います。

仕事をこなしたその先に自分が望むものがあるのではないか、と思える人は打ち込み続けることができるのだろうと思うけど、その望むものは他者からの承認や賞賛がなければ手に入らないのが人間の世の中です。仕事というのはただただ人間が生きていくための助け合いなのですから。

他者からの承認を得られるレベルはやはり年齢に応じて高まり求められるものが上がってきます。高校生だったら起業しただけで祭り上げてもらうことも可能だけど、30代になってくるとそれなりの内容を持ったビジネスでなければ相手にしてもらえないわけです。それまでに突き抜けられるかどうか、が非常に重要なのだと思います。子供の頃から(効率的に勉強し続けないといけないので)知識を吸収するスピードを上げておくこと、法律や経済と言った社会の常識を学んでおくこと、専門分野でトップレベルの人に認められたりすること、ができると理想なのだろうなぁ。

個人的にはとてもできる学生は飛び級させてどんどん先に行かせられる社会になると良いなと思います。本当にそれだけで飛び越えてくる人はかなりいると思ってます。そうじゃないと中々結婚と仕事の成果を追求することは中々両立しづらい時代なのではないかな。経営に必要とされる情報があまりに多く、結局事業は社長個人が認識できる世界のレベルを超えてこないと思うので。とにかく生物的な時間と様々な能力や情報の習得速度のバランスをうまく取っていかないといけないと思います。

やはり生まれ落ちた場所が良い場所かどうかは依然として重要なのだと思うけれど、インターネットが普及してかなりの情報は人づてではなくてある程度得られるようになったので、昔より親が経営者じゃなくてもなんとかなる度合いは高くなっているとは言えるかもしれないので、プラスマイナス難しいところですが。